ぬちどぅたから

  • 2007/09/01(土) 22:21:04

ドルトン・トランボの『ジョニーは戦場へ行った』を読みました。

度々発禁にあいながら反戦の想いをこめられて版を重ねた問題作。

と裏表紙に書いてあります。

「第一章 生者、第二章 死者」。

(´Д`)



主人公は、戦場で目鼻口耳手足をすべて失った若者。

でも生きている。

処置を施され、生きている。

五感のうち視覚、聴覚、嗅覚、味覚を失った彼は、わずかに残った体の部分の触覚により、壊疽のため両手両足を切り取られたことを感じ、理不尽さにおののくとともに、考えつく限りの手段を用いて自分の置かれている状況を少しずつ、少しずつ、把握していく。

できることといえば脳をひたすら働かせることだけ。

彼の思考は過去から現在、未来へととめどなく流れていく。

だから、この本は最初から最後まで彼の独白です。


このトランボって人はものすごい想像力の持ち主だなぁと思いました。

死ぬよりも悲惨な究極の孤独。

そしてその孤独の中で人は何を思うのかが、とてもリアルに描かれています。

孤独のあまり半ば発狂しながら主人公は考えに考え、唯一自分の意思で動かせる首をある方法で利用して外界と交信することを思いつきますが・・・



最後までは書かんとこっ

面白くなくなるもんね(^-^;)

面白い話ではないけど…(*-*;)

いろいろ考えさせられる本です;;;




なんか、星新一のショート・ショートでこれと似たような状況の話があったことを思い出しました。

それは、ある菌に感染した人が全身麻痺の意識だけあるような状態になり、他にすることがないので脳内妄想だけが膨らんでいって、その脳内妄想があまりにも強いのでその人を震源地のようにして社会がその人の妄想通りに変わっていくという話。

で、これはおかしいという訳でその異常現象の著しい地域をどんどん調査していくと、調査隊は一人の脳死患者(とされる入院患者)に突き当たる。

どう考えても社会の異常の原因はこの患者だ。そして…ある時、もうこんな社会には耐えられないと思った一人の男が、その患者をぶっ殺してしまう。

返り血を浴びた殺人犯は新たにその菌に感染し、寝たきりとなって妄想だけを膨らまし・・・

という話だったような。。



あと、身体的な条件としては江戸川乱歩の『芋虫』っていう話も、「ジョニー」と似た状況の夫とそれを介護する妻の話だったような。。。



。。。




ふ〜う今日はカテキョ2件頑張った〜(´〜`;)

移動だけで3時間弱だる〜い(#+_+)しかもずっと『ジョニー』読みながらで若干鬱(#+_+)

どこでもドアを欲す(#+_+)

早く帰ってごはん食べょ◎◎